プロフェッショナッル 仕事の流儀 松井 三都男

2009.01.07

久しぶりにプロフェッショナルコメントをブログします。 
今回のプロフェッショナルは金属加工のへら絞り職人 松井 三都男さん。
松井さんの仕事はへらと呼ばれる棒一本で金属板を型に沿わせて成形する技術職人です。 
へらという棒は一種類だけではなく大きいものから小さいものまで何十種類。加工する金属もまた、20種類にも及ぶそうです。 その金属板を100分の3ミリまで薄くのばして加工していきます。
もちろん、伸ばしすぎると金属は引き千切れてしまいますし、厚すぎると製品になりません。それこそ、目、耳、触を駆使しての作業です。 
 私はこの番組で職人さんが出るとどうしても見入ってしまいます。 
どこか、ひかれるものがあります。 
何かかっこいいんですよね。 
自分もこういう職人を目指したいと思っているからでしょう。
 
今回も我々整体と似ていることがいくつもありました。
松井さんは金属と向き合うとき 金属と会話する とおっしゃっていました。 
我々整体師は人と向き合います。 確かに患者さんと実際に会話をしながら施術をするのですが、私は患者さんの骨とか筋肉と会話をしている時が多いのです。関節がかたいのか?緩いのか? 動かした方がいいのか? 触れないほうがいいのか? 人間の口からでは聞けないこともあるのです。
 もう一つ、松井さんはへらという棒を使って作業しているのですが、そのへらを上手く使いわけています。  角度は鋭角にあてるのか? 鈍角にあてるのか? 力の加減は強いのか? 弱いのか?などです。
これも、整体と同じで。頚や手関節、足関節など骨が小さい箇所には大きな親指よりも、細いけど器用な中指を使ったほうがよい時があります。これも、力の大、小。 角度の鋭、鈍微妙なタッチで変わってきます。
 
最後に「満足したら職人は終わり」とおっしゃっていました。
これは職人でなくても言えるこてでしょうが、現状に満足せずに次、次と前向きに生きていかないといけません。

今年の年賀状にも書きましたが、今年は患者さんの心と身体に感動が染み入るような整体を目指したいと思います。

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